分析装置紹介

ガスクロマトグラフGas Chromatograph(GC)

Agilent Technologies製 GC 6890plus

装置名
Agilent Technologies製 GC 6890plus(写真)
装置の仕様
検出器:FID、TCD、ECD
装置名
Agilent Technologies製 GC 6890
装置の仕様
検出器:FID、FPD、FTD

ガスクロマトグラフとは、移動相に気体を用いた、気化しやすい化合物の定性・定量に用いる分析装置であり、主にキャリアーガス導入部、試料導入部、恒温槽、カラム、検出器から構成されます。分離能が高く、迅速、高感度であるため幅広く使用されているクロマトグラフィーです。GCでは、試料は注入口で気化されてカラムで分離され、分離された成分を検出器で検出します。そのため、GCで測定対象となる成分は操作温度で気化する必要があります。また検出器は目的成分によって使い分けることができます。以下に代表的な検出器とその特徴を示します。

水素炎イオン検出器(FID)
汎用性の高い検出器で、感度も高く、燃焼する全ての有機化合物に対して有効です。
熱伝導度検出器(TCD)
キャリアーガスと異なる熱伝導度を持つ成分に対して有効で、特に無機ガスの測定を行う場合に用います。
炎光高度検出器(FPD)
リン、硫黄を含む化合物が水素炎中で特定波長の光を発生する事を利用する検出器です。リンや硫黄を含む化合物に対して選択性のある検出器で感度は高く、悪臭の硫化水素等の分析に用います。
アルカリ熱イオン化検出器(FTD)
窒素化合物及びリン化合物に対して選択的に高感度を示す検出器です。有機リン化合物の分析等に用います。
電子補獲型検出器(ECD)
ハロゲン化有機化合物などの親電子化合物に対して選択的に高感度を示す検出器です。主にPCB分析に用います。