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分析事例

スニッフィングGC/MSによる劣化オイルの異臭分析

スニッフィングGC/MSを用いてポンプオイル(鉱油系)の新品と劣化品の比較分析を実施し、劣化品の異臭成分の同定を行った事例を紹介します。
スニッフィングGC/MSによる未使用品と劣化品の比較分析の結果、未使用品に比べ劣化品からは多数のにおい成分が検出されました(図1参照)。劣化品で検出された主なにおい成分の定性(推定)結果を表1に示します。
表1より、劣化品から感じられるオイルミスト臭はオイルの酸化物と考えられるアルデヒド類、およびその酸化物であるカルボン酸類などの複合臭であることがわかりました。

図1 GC/MS-TICとにおいのシグナル (a)未使用品 (b)劣化品

図1 GC/MS-TICCとにおいのシグナル (a)未使用品 (b)劣化品
*TICCのabundanceは同一スケールにしています。

表1 ポンプオイル(劣化品)におい成分定性結果

ピークNo.RT(min)定性(推定)結果
17.4Isovaleraldehyde(甘いにおい)
210.12-Octenal類似物(青くさいにおい)
310.56-Methyl-2-heptanone(接着剤のようなにおい)
410.9Octanal(甘いにおい)
511.1Hydroxyacetone(苦い臭い)
612.6Propanoic acid(むれ臭)
713.2Butanoic acid(むれ臭)
813.4Isovaleric acid(むれ臭)
913.6Acetophenone(芳香臭)
1013.9Pentanoic acid(むれ臭)
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