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分析事例

SPME法による水系試料の定量

(1)SPME法とは

SPME法とはSolid Phase Micro Extraction(固相マイクロ抽出)の略で、液体または気体中に存在する目的成分を選択的に抽出してGCまたはHPLCで分析する方法です。SPMEの構成は下図に示す通りで、ニードル先端にフューズドシリカファイバーを取り付け、このファイバー表面に各種液相を化学結合またはコーティングします。目的成分は液相に濃縮され、SPMEをGCまたはHPLCに挿入して分析を行います。SPMEは水中の微量成分分析、食品の香気成分分析、試料の微量揮発成分分析等に用いることができます。

図1 SPMEの構成(シグマアルドリッチジャパンカタログより)

図1 SPMEの構成(シグマアルドリッチジャパンカタログより)

(2)SPME法の濃縮効果

図2に水試料をヘッドスペース(HS)-GC/MS測定した結果と、SPMEで抽出しGC/MS測定した結果を示します。トータルイオンカレントクロマトグラム(TICC)に示すようにSPMEファイバーによる濃縮によって、HS法では認められないピークが多く確認されていることが判ります。
このようにSPMEは水溶液中の微量成分を濃縮して、定性・定量分析を行うことができます。

図2 HS法とSPME法の比較

図2 HS法とSPME法の比較

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