カネカグループの分析会社

分析事例

無機材料の形態観察、結晶構造解析

(1)形態観察と電子回折図形解析

  • TEMでは試料の拡大像のみならず、1 μm以下の微小部の電子回折図形も観察できます。
  • 電子回折図形の解析により、結晶構造に関する情報を得ることができます。

(図1の例では、電子回折図形からアスベスト繊維(アモサイト)を構成する結晶面の間隔やミラー指数、更に結晶方位が決定し、その結果アスベスト繊維の長手方向がc軸(001面の法線方向)と平行であることが分かります。)

(2)高倍観察と結晶格子像

  • TEM観察倍率が約30万倍を超えると、試料の結晶構造を反映した格子像が観察されます。
  • 最大100万倍の高倍観察が可能であり、理論的な格子像分解能は0.144 nmに達します。

(図2は、図1と同一のアスベスト繊維の高倍観察により得られた結晶格子像です。ここでも電子回折図形に対応した結晶面と面間隔が観察できます。)

(a)TEM像(b)制限視野電子回折図形

図1 アスベスト繊維の(a)TEM像と(b)制限視野電子回折図形

アスベスト繊維の結晶格子像(TEM像)

図2 アスベスト繊維の結晶格子像(TEM像)

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