カネカグループの分析会社

分析事例

健康茶の分析(カフェイン、カテキン及び糖類)

最近、様々な健康機能をうたった健康茶が市販されていますが、数種類の健康茶および緑茶等について、様々な手法で分析を試みました。ここでは液体クロマトグラフ法(以下LC法)によるカテキン、カフェインおよびオリゴ糖の分析をご紹介します。

(1)試料と前処理

市販されている健康茶および緑茶で、ティーバッグタイプのもの7種を選択しました。
1)緑茶、2)ほうじ茶、3)プアール茶、4)黒ウーロン茶、5)杜仲茶、6)甜茶、7)桑の葉茶
1)〜4)はいずれも緑茶系で、2)〜4)は加熱や発酵などの加工を施したものです。

(2)LC法によるカフェインおよびカテキンの定量

図1 緑茶中のカフェイン、カテキン

図1 緑茶中のカフェイン、カテキン

カフェイン、カテキンの定量結果は表1のようになりました。単位は原体の乾燥茶葉100g中の濃度(mg)です。非緑茶系のお茶はいずれもカフェイン、カテキンが少ないことが分かります。

表1 カフェインおよびカテキン定量結果(mg/100g)

お茶の種類カフェインカテキン
緑茶1700260
ほうじ茶1100330
プアール茶1900300
黒ウーロン茶1700230
杜仲茶83ND
甜茶NDND
桑の葉茶NDND

(3)オリゴ糖および単糖類・二糖類の定量

LCを用いて、オリゴ糖および単糖類・二糖類の分析を行いました。オリゴ糖は単糖類が数個から20個程度結合したものです。結合の数によってDP1、DP2と表記しています。

図2 オリゴ糖標品(DP1〜DP9)のクロマトグラム

図2 オリゴ糖標品(DP1〜DP9)のクロマトグラム

図3 ほうじ茶中のオリゴ糖

図3 ほうじ茶中のオリゴ糖

各試料のオリゴ糖は表2のような定量結果で、いずれの試料でもDP6以上の成分は検出されませんでした。

表2 オリゴ糖定量結果(mg/100g)

お茶の種類DP1DP2DP3DP4DP5全オリゴ糖
緑茶48ND144ND66
ほうじ茶17ND1210140
プアール茶17ND153ND34
黒ウーロン茶3ND16NDND20
杜仲茶138ND12NDND149
甜茶17ND9NDND26
桑の葉茶123ND8NDND128
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