カネカグループの分析会社

分析事例

E-SEMによる撥水剤コーティングを施した布の撥水状態観察

環境制御走査型電子顕微鏡(E-SEM:environmental scanning electron microscope)を用いることで、測定環境を制御し、水分を含んだ試料を観察することができます。
分析事例として、ガラスや布(衣類や傘)の撥水コーティングに用いられている撥水剤をスプレーした布と、していない布について水滴の撥水性を観察しました。

分析試料

布(綿100%) 撥水剤コーティング有・コーティング無

分析装置

走査型電子顕微鏡(Zeiss製EVO LS15)
クールステージ(DEBEN製Cool Stage)

分析結果

撥水剤でコーティングしていない布(図1上段)では、綿繊維が膨潤し、吸水する様子が確認されました。撥水剤でコーティングした布(図1下段)では、表面付近の繊維に水滴が付着し、撥水効果が認められました。

図1.布の吸水および撥水状態観察
図1 布の吸水および撥水状態観察

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