分析事例

アミノ酸(グリシン)の定量分析

アミノ酸は私たちのからだの皮膚、筋肉や内蔵などのもととなるタンパク質を構成しています。自然界には多くのアミノ酸が存在しており、このうちタンパク質を構成するアミノ酸は20種類です。アミノ酸はHPLCによるプレカラム誘導体化法、ポストカラム誘導体化法やアミノ酸分析計での測定が一般的ですが、当社では、誘導化の効率を気にしなくて済むアミノ酸を誘導体化しない前処理方法で、簡便で迅速なる測定をLC-MS/MSで行っていますので、これをご紹介します。

分析法

アミノ酸のうちグリシンの分析例を示します。

分析法
LC-MS/MS
装置AB SCIEX製QTRAP 5500
イオン化法ESI ポジティブ
カラムHILICカラム
定量下限200 μg/L

グラフ