分析装置紹介

スニッフィングガスクロマトグラフ質量分析装置Sniffing Gas Chromatograph / Mass Spectrometer(スニッフィングGC/MS)

装置写真

装置名
GC:Agilent Technologies製 7890B
MS:Agilent Technologies製 5977B
スニッフィングポート:GERSTEL製 ODP3
オートサンプラー:GERSTEL製 MPS robotic pro
ダイナミックヘッドスペース:GERSTEL製 DHS
分取システム:GERSTEL製 Single PFC
装置の仕様
質量範囲:1.6〜1050u
スキャンスピード:最大20,000u/sec.
感度:EIスキャン(S/N) 1,500:1(OFN1pg)

スニッフィング(におい嗅ぎ)機能付きGC/MSとは、キャピラリーカラムでにおい成分を分離後、ラインを質量分析計(MS)とにおいかぎポートに分岐することにより、MSでの検出と同時にヒトがにおいを嗅ぎ、官能評価できる装置です。におい成分のシグナルと一致する時間に検出されるTIC中のピークをMSにより同定します。試料の形態としては、液体・固体・気体等を取り扱うことができ、必要試料量は数十mg〜数gなので、様々な試料に対応することが可能です。さらに試料の加熱温度も室温〜200℃の範囲で任意に設定することができ、あらゆるニーズに対応することができます。