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分析事例

樹脂の添加剤分析

樹脂製品には加工性、長期安定性、耐衝撃性、柔軟性、難燃性などを付与するために、種々の添加剤が配合されています。
市場においては優れた製品中の添加剤を知ることが重要となっています。ここでは、一般的な添加剤の種類と主な分析装置を表1に示します。樹脂製品から添加剤を分別することでその添加剤の同定が可能になることがあります。溶剤分別フローの例を図1に示します。

表1 添加剤の種類と分析装置

種類分類分析装置
(IRは全添加剤共通)
分析画分
(図1参照)
酸化防止剤、光安定剤フェノール系、アミン系、イオウ系、リン系GC/MS、LC/MS、NMR(3)
紫外線吸収剤ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェノン系GC/MS、LC/MS、NMR(3)
可塑剤フタル酸エステル、アジピン酸エステルGC/MS、LC/MS、NMR(3)
滑剤パラフィン、PEワックス、脂肪酸エステル系GC/MS、NMR(1)〜(3)
充填剤(無機物)CaCO3、TiO2、SiO2、タルク、クレーXRF、XPS、ICP(1)
難燃剤ハロゲン系有機化合物(Br系、Cl系)、リン酸エステル系、酸化アンチモン系GC/MS、LC/MS、XRF、XPS、IC(1)、(3)
界面活性剤(乳化剤)、帯電防止剤、防曇剤アミン系、硫酸エステル塩、脂肪酸塩、脂肪酸エステル、ポリエーテルGC/MS、LC/MS、NMR(3)
発泡剤重曹、アンモニウム系、アゾ系、ニトロソ系GC/MS、LC/MS、NMR(1)、(3)


安定剤Pb系、Sb系、脂肪酸金属塩XRF、XPS、ICP(1)
有機スズ系、リン酸エステル系GC/MS、LC/MS、NMR、XRF、XPS、ICP(3)
改質剤・加工助剤ABS、MBS、アクリル系樹脂、CPE、EVAPy-GC/MS、NMR、GPC、TEM(1)、(2)

図1 溶剤分別フロー

図1 溶剤分別フロー

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