一定の荷重を加え、試料を加熱しながらその寸法変化を測定します。試料の形状、目的に応じてプローブを取り替えます。
図1 プローブの種類と用途
膨張・圧縮 | ブロック試料の熱膨張、熱収縮測定 |
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針入 | 主にブロック試料の軟化点、融点の測定 |
引張り | フィルム・繊維試料の熱膨張、熱収縮測定 |
図2 TMAによるIn測定例
図2:In測定において、試料の融解による変位が現れており、それにより融点が分かります。(圧縮モード)
図3 TMAによるAl線膨張係数測定例
図3:TMAで一定の荷重下での線膨張係数の測定が可能です。(圧縮モード)