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分析事例

ポリマーの配向性評価

μ-RAMANにより、ポリマー材料の配向性を評価することが可能です

測定例(1)PPフィルムの配向性評価

ポリプロピレン(PP)フィルム(二軸延伸)の偏光ラマンスペクトルを、測定方向を90°変えて比較しました(図1参照)。C-C対称伸縮由来のピーク対(800cm-1付近)の強度を比較することにより、PPフィルムの配向性を評価することができます。延伸により、延伸方向のスペクトルにおける低波数側のピーク強度が増大します。0°方向と90°方向のスペクトルを比較すると、配向性(延伸度)は0°方向の方が90°方向より高いことが分かります。

図1 PPフィルムの偏光ラマンスペクトル

図1 PPフィルムの偏光ラマンスペクトル

測定例(2)PET繊維の配向性評価

ポリエチレンテレフタレート(PET)繊維の延伸方向の偏光ラマンスペクトルを、延伸前後で比較することにより、延伸による構造変化をトレースすることができます。図2に、PETのエチレングリコール部分のC-Oに帰属されるピークを示します。結晶性を示す1096cm-1付近(C-O:trans構造)と非結晶を示す1120cm-1付近(C-O:gauche構造)のピークを比較すると、延伸により結晶性を示すtrans構造のピークが大きくなることが分かります。

図2 PET繊維の偏光ラマンスペクトル

図2 PET繊維の偏光ラマンスペクトル

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