加熱により発生するガスについて定性・定量を行います。
材料や製品は、その製造工程において加熱等によりガスが発生する事があり、それらのガスは、その他の原料や製品に悪影響を与える原因となることがあります。
試料が製造工程における加熱条件と同等の条件で、発生するガスを分析する事が可能です。
燃焼管にキャリアーガス(窒素、アルゴン、空気等)を規定流量で流しながら設定温度まで昇温します。
試料約0.1gを試料ボードに移し、燃焼管内に挿入し、規定時間保持し加熱します。
※お客様の目的に応じて、キャリアガス種(窒素、アルゴン)・流量、温度等様々な条件での分析が可能です。
燃焼ガスは分析対象ガスに適した捕集方法で捕集・分析を行います。
700℃窒素キャリア
自動試料燃焼装置 マクロシステムAQF-2100M (株)三菱化学アナリテック製
自動試料燃焼装置イメージ図