分析事例

ホルムアルデヒド作業環境測定

ホルムアルデヒドとは

ホルムアルデヒド(formaldehyde)は、化学式HCHOで表される刺激性気体です。ホルムアルデヒドの37%水溶液はホルマリンと呼ばれ、消毒剤などに使用されます。ホルムアルデヒドは主にプラスチックの原料として用いられています。建材などから放出されるホルムアルデヒドはシックハウス症候群の原因物質のひとつといわれ、厚生労働省により室内濃度の指針値として100μg/m3(0.08ppm)が設定されています。

ホルムアルデヒド作業環境測定のご案内

ホルムアルデヒドは特定化学物質の特定第2類物質であり、ホルムアルデヒド及びホルムアルデヒドをその重量の1%を超えて含有する物を製造・使用する屋内作業場では、6ヶ月以内ごとに1回の定期的な作業環境測定の実施が義務付けられております。(ホルムアルデヒドの作業環境測定は作業環境測定士が行わなければなりません。)
ホルムアルデヒド管理濃度0.1ppm

作業環境測定の流れ

作業環境測定基準に従い下記の流れで行います。

作業環境測定の流れ

サンプリング
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高速液体クロマトグラフ分析
高速液体クロマトグラフ分析