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分析事例

キセノンフラッシュアナライザーによる熱拡散率測定

熱拡散率とは熱の伝わる速さを表す値(単位はmm2/sec)であり、電子材料をはじめ家庭用電化製品、自動車部品、建築材料、工業材料など、放熱・断熱材料の熱特性を知る上で重要な物性です。キセノンフラッシュアナライザーを用いることで、金属、セラミックス、プラスチックなどの熱拡散率を測定することが可能です。ここでは、キセノンフラッシュアナライザーを用いた熱拡散率測定例を紹介します。

測定装置仕様

NETZSCH製 LFA467 HyperFlash

  • 測定温度範囲:室温~500℃
  • 昇温速度:MAX~50℃/min
  • 測定レンジ:0.01~1000mm2/sec
  • パルス幅:20~1200μsec
  • 試料サイズ:10mmφ~25mmφ
  • 試料厚み:100μm~数mm

(試料材質によっては厚み100μm未満でも測定可能)

分析事例

パイロセラム(ガラスのセラミックス)、ポリイミドフィルム、グラファイトシートについて熱拡散率測定を行いました。測定チャート例を図1に、測定結果を表1に示します。
パイロセラムの測定結果は装置メーカーの文献値と良く一致し、精度良く測定できました。また、ポリイミドフィルムやグラファイトシートといった薄膜試料でも再現性のある測定結果が得られました。

図1

表1 各種材料の熱拡散率測定結果

分析試料サンプル
厚み
測定方向熱拡散率
(mm2/sec)
CV(%)
(n=5測定)
装置メーカー
測定値
(mm2/sec)
パイロセラム1mm厚み方向1.910.521.926
ポリイミドフィルム50μm厚み方向0.1113.4-
グラファイトシート40μm厚み方向3.837.0-
40μm面内方向8275.8-
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