市販の飲料用アルミ缶の印刷部(塗装面)の構造を知るためにFIBを用いた加工、TEMによる構造解析した事例をご紹介します。
図1 TEM像
塗膜は4層構造であることが判ります。
各層の厚みや顔料と推測されるフィラーの分散状態、更にクリア層にはボイドが存在していることなど、詳細な構造が確認されました。