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分析事例

ポリ塩化ビニル(PVC)のゲル化評価

PVCは加工性、耐久性に優れた汎用樹脂であり、可塑剤や添加剤による物性の調整により、広い用途に使用されています。それらの物性を十分に発現させるには、PVC粒子のゲル化(溶融・融着)が重要であり、PVCを用いた材料開発においてはゲル化の度合を評価することが不可欠です。このゲル化については、進行するに従いPVC粒子の粒径が小さくなることから、透過型電子顕微鏡(TEM)でPVC粒子を観察することにより、進行度合を評価することができます。
下図にアクリル包埋法によるゲル化評価の分析例を示します。アクリル包埋法とは、PVCにアクリル樹脂を含浸することによりPVC粒子を分断し、PVC粒子をより見やすくする方法であり、暗い色の部分がPVC、明るい色の部分がアクリル樹脂となります。左写真がゲル化が不十分、右写真が十分にゲル化が進行した状態であり、ゲル化の度合が異なることがわかります。

TEM像1TEM像2

図1. アクリル包埋法によるPVCのTEM像

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