大形チャンバー法は、数m3以上の容量をもつチャンバーを用いて、自動車内装品から放散される揮発性有機化合物(VOC)およびアルデヒド類を測定する試験方法です。完成品や大型製品をそのまま試験体として用いることができ、室内や車室内の実環境に近い模擬条件を再現して評価できる点が特徴です。当社では、内容量2m3のチャンバーを用い、規定条件下で温湿度・換気量を制御した試験環境において製品のVOC放散特性を評価します。
当社は、国内自動車メーカー各社で使用される内装品(樹脂成形品、繊維材、フォーム材、カーペット、電装部品など)のVOC放散試験について実績を有しており、通電試験など特殊な条件の試験にも対応いたします。また、当社には臭気判定士や経験豊富な評価員が複数名在籍しており、材料・製品のにおい品質を評価する官能評価(嗅覚試験)にも対応可能です。VOC測定データと官能評価を組み合わせることで、自動車内装品に求められる「空気質・快適性・におい品質」を総合的に判断することができます。
| チャンバー容量 | 2m3(有効内寸法2000×1100×810 mm) |
|---|---|
| 温度制御範囲 | 20~100℃ |
| 湿度制御範囲 | 30~90%RH(20~50℃) |
| 換気回数 | 0.2~1.5回/h |
| バックグラウンド | TVOC 20µg/m3未満 |
| 特長 | 鏡面内壁/低吸着素材/可動支柱/通電対応 |
![]() 写真2 実際の官能評価の様子 |
![]() 写真3 バスシートの測定 |