分析装置紹介

ICP発光分光分析装置Inductively Coupled Plasma Emission Spectrometer(ICP-AES)

島津社製ICPS-8100

装置名
島津社製ICPS-8100
装置の仕様(シーケンシャル型)
  • 第1分光器(真空仕様):回折格子4960本/mm、
    波長160〜372nm
  • 第2分光器(大気仕様):回折格子4320本/mm、
    波長250〜426nm
  • プラズマ光学系:石英トーチ、同軸ネブライザ、
    サイクロン型チャンバ
  • 測定元素:72元素

プラズマとは電離した気体のことであり、オーロラやコロナ光はプラズマ中で原子が発光する現象として知られています。ICP-AESは高周波を利用してアルゴンガスを電離させてプラズマを生成させ、試料をプラズマの中心部に導入した時に生じる発光を観測します。試料は前処理で溶液状とし、ネブライザで霧状にされてプラズマトーチに導入されます。
分光器の性能により、シーケンシャル型と多元素同時検出型に分かれ、前者は分解能が高く、微量分析に適しており、後者は迅速な分析を可能にします。
試料の前処理には、強酸を用いたマイクロウエーブ分解法や強アルカリを用いたアルカリ融解法が利用されます。