分析装置紹介

熱重量・質量分析装置Thermogravimetry Mass Spectrometer(TG-MS)

島津社製ICPS-8100

装置名
  • TG:リガク製TG8120
  • GC:アジレント製6890N
  • MS:アジレント製5973inert
装置の仕様
  • 測定温度範囲:室温〜1000℃
  • 測定雰囲気:He、擬似空気
  • 質量範囲:最大800amu

TG-MSは、TGでの昇温加熱により試料から発生したガスをオンラインで質量分析計(MS)に導入しマススペクトルを得る方法です。TGのみでは重量減量時に発生した成分を特定できませんが、MSによって、揮発ないしは熱分解によって生成する成分の化学種や生成量の変化を温度変化に対して追跡することができます。
TG-MS法にはTGから直接MSに導入するTG−MSモードと冷却トラップを経由してGC/MSに導入するTG−GC/MSモードがあります。TG−MSモードでは発生ガス種の生成を温度変化に対して確認することができます。また、TG−GC/MSモードでは複数の発生ガス成分をGCカラムで分離することで、発生ガスを個々に同定することが可能です。
TG-MS法は反応性ポリマーの副生成物検出、ポリマーの多段階の熱分解反応機構および固体試料中に存在する水分の自由水と結合水の識別などに利用されます。